【個人開発の相棒】Midjourneyは使えるか?NovelAIとの違いから見る向き不向き

生成AIツール活用

※本記事にはアフィリエイトリンク(Udemyアフィリエイト)が含まれます(PR)。実際に調査・検証したレポートです。

画像生成AIといえば真っ先に名前が挙がる「Midjourney」。当サイトではまだ制作に使用していませんが、注目度の高いツールとして、料金・商用利用条件・ゲーム開発での使い勝手を調査しました。NovelAIとの違いも交えて整理します。

これは個人開発に役立つ生成AIサービスを1サービス1記事で紹介するシリーズの一環です。


Midjourneyとは

何ができるサービスか

Midjourneyは、テキストの指示だけで高品質な画像を生成できるAIサービスです。もともとはチャットツール「Discord」上で動作するサービスとしてスタートしましたが、現在はWeb版(Midjourney Alpha)も正式リリースされており、Discordの操作に慣れていなくても利用できます。アニメ調からアート、写実的な表現まで幅広い画風に対応できるのが特徴です。

料金プラン

Midjourneyには無料プランがありません(2023年3月に廃止)。料金は「GPU時間(画像生成にかかる処理時間の割り当て)」制で、4つの有料プランがあります。

プラン月額Fast GPU時間特徴
Basic$103.3時間(約200枚)Relaxモード(無制限低速生成)なし
Standard$3015時間(約900枚)Relaxモードあり(無制限)
Pro$6030時間(約1,800枚)ステルスモード(非公開設定)あり
Mega$12060時間(約3,600枚)同時生成数がさらに増加

年払いにすると全プラン20%オフになります。

商用利用の条件

有料プラン加入者が生成した画像は商用利用が可能で、所有権もユーザーに帰属します。ただし、年間総収益が100万ドル(約1.5億円)を超える企業・組織はPro以上のプランへの加入が必須という条件があります。個人開発の規模であれば、この条件が問題になることはまずありません。


ゲーム開発者が知っておくべき注意点

生成画像は基本的に公開される

Midjourneyはオープンなコミュニティを前提としたサービスで、Basic・Standardプランで生成した画像は、デフォルトで公開ギャラリーに表示されます。発売前のゲームのキャラクターデザインなど、非公開にしたい素材を扱う場合は、ステルスモード(生成物を非公開にできる機能)が使えるPro以上(月$60〜)への加入が必要になります。これはNovelAIにはない制約で、個人開発の予算感からするとハードルになり得るポイントです。

公式APIがなく自動化に組み込みにくい

Midjourneyは公式のAPIを提供していません。ゲーム制作パイプラインに自動生成の仕組みを組み込みたい場合、非公式の代行サービスを経由する必要がありますが、これは規約上のグレーゾーンであり、アカウント停止のリスクも伴います。基本的には手動でDiscordやWeb版を操作して1枚ずつ生成する運用が前提になります。

日本語プロンプトへの対応度

Midjourneyのインターフェース・プロンプトは英語が基本です。日本語の指示にもある程度反応しますが、精度を求めるなら英語プロンプトでの入力が推奨されています。翻訳ツールとの併用が前提になる点は、日本語で完結できるNovelAIとの違いです。


NovelAIとの違い・使い分け

得意な画風の違い

NovelAIはアニメ・二次元表現に特化したチューニングがされており、キャラクターイラストの生成に強みがあります。一方Midjourneyは、アニメ調(Niji系モデル)から写実的な表現、幻想的なアートまで幅広い画風に対応できる汎用性が特徴です。ゲーム内で使う画風がアニメ調のキャラクター中心なのか、それとも背景美術やコンセプトアートのように幅広い表現が必要なのかで、向き不向きが分かれます。

料金体系の違い

NovelAIは月10〜25と比較的手が出しやすい価格帯ですが、Midjourneyは無料プランがなく、非公開設定を使うなら実質Pro以上(月60〜)が必要になるため、個人開発での導入コストは大きく異なります。

ゲーム素材としてどちらが向くか

  • アニメ調のキャラクター立ち絵を量産したい → NovelAIの方がコストを抑えつつ狙った画風を出しやすい
  • 背景美術やコンセプトアートで幅広い表現を試したい、公開を前提にした素材集めをしたい → Midjourneyの表現力が活きる
  • 発売前の非公開素材を扱いたい → Midjourneyならステルスモード必須(コスト増)、NovelAIはセッションベースで外部への意図しない公開はない

学習を体系的に進めたい方には、動画講座での学習もおすすめです。

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まとめ

  • Midjourneyは無料プランがなく、月10〜のGPU時間制。個人開発なら年商1M制限は気にしなくてよい
  • 発売前の非公開素材を扱うなら、ステルスモードが必要でPro以上(月$60〜)の出費が発生する
  • 公式APIがなく、パイプラインへの自動組み込みには向かない
  • アニメ調キャラクター中心ならNovelAI、幅広い表現力を求めるならMidjourneyという使い分けが現実的

参考文献・出典

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