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Unityはこれまで主にマウスとGUI(画面上のボタンやメニュー)を使って操作するツールでした。「Unity CLI」は、従来のEditorコマンドライン機能に加え、プロジェクト管理などを統合するUnity公式ツールです。プロジェクト管理や、エディターを画面に表示しないビルドなどを実行できます。ビルドには対応するUnityエディターが必要です。
Unityは2026年7月、韓国ソウルで開催した開発者向けカンファレンス「Unity Unite 2026 Seoul」にて、「Unity CLI」と、それを拡張する実験的パッケージ「Unity Pipeline」を紹介しました。両者を組み合わせることで、GUIを操作せずにプロジェクトの管理やビルドを自動化できます。起動中のエディターの操作にはUnity Pipelineが必要です。現在の公式案内では、Pipelineの利用にUnity Editor 6.0以降とUnity CLIが必要です。詳細はGameFromScratch.comの記事で報じられています。
主な特徴は次のとおりです。
- Unity CLI本体はスタンドアロンのバイナリで、エディタやモジュールのインストール、プロジェクト管理、認証などをすべてターミナルから実行できる
- JSON/TSV形式での構造化出力、明確な終了コード、非対話型インストール、CI向けのサービスアカウント認証など、自動化を前提とした設計になっている
- 実験的パッケージ「Unity Pipeline」(com.unity.pipeline)をプロジェクトに導入すると、起動中のエディタをローカルAPI経由で外部から操作できる。開発・QA用ビルドはruntimeコンポーネントを追加した場合に操作でき、APIはローカル限定で既定では無効
- 開発者自身が
[CliCommand]属性を使って、独自のCLIコマンドを追加することも可能 unity command evalコマンドを使えば、プロジェクト全体の再コンパイルやドメインリロードなしに、起動中のエディタ内でC#コードをその場で実行し、結果を受け取れる
💡 CLI(コマンドラインインターフェース)
マウスで操作するGUI(画面上のボタンやメニュー)ではなく、文字入力だけでソフトウェアを操作する方式。処理を自動化したり、スクリプトに組み込んだりするのに向いている。
このニュースから考えられることをまとめます。
✅ ビルドやテストを自動化するパイプラインを組みやすくなり、CI/CD(継続的インテグレーション・デリバリー)導入のハードルが下がる
✅ AIエージェントがUnityエディタの状態を「観察→操作→検証」できるようになり、AIを活用した開発支援の幅が広がる
⚠️ 発表当時はベータ版・実験的機能のため、本番プロジェクトに導入する際は挙動の変化や仕様変更に注意が必要
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まとめ
- Unity CLIはコマンドラインからUnityエディターの管理やプロジェクト操作を支援する新しい公式ツール
- 実験的パッケージ「Unity Pipeline」と組み合わせることで、AIエージェントによる自動操作も視野に入ってきた
- 発表当時CLIはベータ版、Pipelineは実験的。CI/CD自動化やAI活用に関心がある人は最新情報を確認したい
