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3DCG制作では「リトポロジー」と呼ばれる工程がよく登場します。高密度なモデルなどの面の構成を、用途に合わせて作り直す作業のことで、ZBrushなどでハイポリのモデルを作った後、ゲームエンジンで使うための最適化として必要になることがあります。
3Dモデリングツール「Dust3D」の開発者が、新たに無料・オープンソースの自動リトポロジーツール「AutoRemesher」のバージョン1.0を公開しました。Windows・Mac・Linuxに対応しており、高ポリゴンのメッシュをクアッドメッシュに自動変換できます。形状や用途によっては結果の確認や手直しが必要です。詳細はGameFromScratch.comの記事で紹介されています。
主な特徴は次の通りです。
- v1.0公開にあわせてライセンスをGPLv3から、より利用制限の緩いMITライセンスへ変更。ソースコードを商用プロジェクトに組み込みやすくなった。再配布時の著作権表示・ライセンス文や、外部ライブラリの条件には注意が必要
- Geogram・libigl・isotropicremesherといった実績あるオープンソースライブラリを組み合わせて構築
- 三角形主体のメッシュから四角形主体のトポロジー生成を試せる。形状や用途に応じて結果を確認・修正する
- 同じ開発者が3Dモデリングツール「Dust3D」も手がけている
💡 クアッドメッシュ
三角形(トライアングル)ではなく四角形(クアッド)を基本単位とするポリゴンメッシュ。変形やアニメーション時に破綻が起きにくく、彫刻ツールで作ったモデルをゲーム用に最適化する際によく使われます。
このニュースから考えられることをまとめます。
✅ メリット
- 商用利用しやすいMITライセンスになったことで、個人開発から商用インディー開発まで導入のハードルが下がった
- 無料でリトポロジー作業を自動化できるため、外注コストや作業時間の削減につながる可能性がある
- Blenderなど主要3DCGツールと組み合わせて使えるオープンソースツールの選択肢が増えた
⚠️ 課題
- 自動リトポロジーは万能ではなく、複雑な形状ではトポロジーの手直しが必要になる場合がある
- 自分の用途で出力品質や必要な手直しを確認したい
- 日本語の情報やチュートリアルはまだ少なく、公式ドキュメントやGitHubのIssueを英語で追う場面も出てきそうだ
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まとめ
- Dust3D開発者による無料リトポロジーツール「AutoRemesher」がv1.0でMITライセンス化
- 高ポリゴンモデルのクアッドメッシュへの自動変換を試せる
- Blenderなど既存の3DCGワークフローに追加できる新たな無料選択肢
